BCP研修「災害に負けない地域へ」を開催しました

活動報告

令和8年3月12日BCP研修 「災害に負けない地域へ」を開催しました

BCP研修「災害に負けない地域へ」 を開催し、定員満席となる多くの皆さまにご参加いただきました。

本研修では、座長として倉敷中央病院 救急科主任部長 池上徹則先生をお迎えし、災害医療の視点から研修全体をリードしていただきました。

※能登半島地震から学ぶ ― 現場の実体験

講演①では、介護老人福祉施設千寿苑 北山達朗先生より「能登半島地震から学ぶ」 をテーマにご講演いただきました。

実際に被災地で経験された現場の状況を交えながら、物資不足や通信断絶の現実、職員と利用者を守るための判断、日頃からの備えの重要性など、災害時に本当に必要となる備えについて、具体的なお話を伺うことができました。

「想定していたことと、実際に起きたことは違う」
という言葉は、多くの参加者の心に強く残ったのではないかと思います。

※西日本豪雨の経験から学ぶ防災・減災

講演②では、平成30年7月豪雨を経験したグループホームまきびの丘 鎌田典彦先生より「西日本豪雨を受けての防災減災について」というテーマでお話をいただきました。

実際の経験をもとに、施設としての防災体制づくり、地域との連携、災害時に機能するBCPの考え方、lineを活用しての連携など、具体的な取り組みをご紹介いただきました。

災害を経験した施設だからこそ伝えられる、「実効性のある防災・減災の考え方」 を学ぶ貴重な機会となりました。

※災害に備えるために ― 研修の総括

最後に、池上先生より研修の総括をいただき、災害医療の視点から見た介護施設の役割、地域で命を守るための連携の重要性についてお話しいただきました。

また、先生より岡山独自の防災アプリのご紹介もあり、災害時の情報共有の可能性について新たな気づきを得ることができました。

地域全体で「災害に負けない仕組み」を今回の研修を通して改めて感じたことは、「災害への備えは、日常の延長にある」ということです。

介護事業所だけではなく、医療・地域・行政が連携しながら、地域全体で災害に負けない仕組みを作っていくことの重要性を強く感じる研修となりました。

ご登壇いただいた先生方、そしてご参加いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

今後も倉敷市介護保険事業者等連絡協議会では、
地域の介護を支える学びの場を継続していきたいと考えています。

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